もりもりの神秘情報

世にも不思議なことをお教えしますね。

試験の前夜に見た夢の中のできごと?これは運命なのか、信じられない奇跡が!

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もりもりです。

試験は明日だというのに、勉強がはかどらない・・・・・・。

早寝を決め込んだ彼に、奇跡が起きた!

次から話すエピソードは是非とも、現在苦しんでいる受験生にお教えしたい物語がある。

(出典元:科学では解明できない奇妙な話より)

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夢に現れた問題用紙

ウオリス・バッジという人物は、多くの学者がバイブルとしている『象形(しょうけい)文字辞典』の著者であり、また古代文学の研究者だった。

例えば『エジプト死者の書』などは、このバッジが大英博物館のエジプト学部長を務めていたときに、古代エジプトの絵文字を苦労の末に解読して、見事に翻訳したものなのだ。

 

この古代文学研究の第一人者であるウオリス・バッジは、イギリスのコーンウオール州で生まれた。

彼は子どものころから古代文学に関心を持っていたが、じつは家が貧しかったために大学へはいけなかった。

 

「いくら勉強しても、貧乏だから大学へはいけないのか?」

しかし彼はあきらめずに勉強したので、その後、イギリスの元首相ウイリアム・グラッドストーンのおめがねにかなって、幸運にもケンブリッジ大学で勉強できるというチャンスを与えられた。

 

「ああよかった。これでケンブリッジで勉強できるぞ!」

彼は喜んだ。

貧しい生まれのバッジだったが、なぜかこのようなツキや幸運には恵まれていた。

かくしてバッジは、念願のケンブリッジ大学で、オリエント語の研究ができることになったのだ。

 

彼がケンブリッジ大学に入学してしばらくすると、オリエント語の研究者のための奨学金(しょうがくきん)が設けられることになった。

「これは素晴らしい。もしもこの奨学金が、もっと勉強できるのだが」

貧しい苦学生のバッジにとっては、この奨学金は非常に魅力的であり、なんとしても手に入れたかった。

この奨学金があれば、取りあえずは生活の心配もなくなり、思い切り勉強に打ちこめるからだ。

 

しかし奨学金は、そう簡単には手に入るものではない。

この奨学金をもらえる者は、難しい試験に合格できた者だけなのである。

こうした苦労を考えただけでも、バッジはつい気が滅入(めい)ってしまった。

 

「ああっ、どうしても奨学金が欲しい。なんとかならないものか」

彼はあきらめずに、とりあえずその難しい試験のプレッシャーに打ちのめされて、あまり勉強もはかどらずにいた。

さらに緊張して体調も最悪だった。

そこでバッジはとにかく眠って気を紛らわそうと思い、ベッドに横になった。

 

やがて彼は眠りにつき、明日の試験を受けている夢を見た。

夢の中の試験会場は、納屋のような建物だった。

 

やがて試験管が来て問題を配った。

彼はさっそくその問題を見たが、とても難しくて解けなかった。

「うわーっ、難しい問題だ。これは困った!」

彼はこう思った途端に、夢から目が覚めた。

「なんだ、今のは夢だったのか?」

バッジはほっと安心して、気を取り直し、変な夢だったと思いながらも、とにかくまた眠りについた。

 

だがしばらくすると、彼はまた同じような夢を見た。

しかも夢の中では、またもや同じ問題が出てきたのだ。

 

「ううむ、またもや同じ問題だ。これは難しい」

彼はこう思った途端に、また夢から目が覚めた。だが彼は、今度は夢で見た問題を覚えていた。

その問題とは、ヘンリー・C・ローリンソン著の『西アジアの楔形(くさびがた)文字碑文(ひぶん)』を暗記すれば解ける問題であった。

そこでバッジは思った。

 

「これはどうもただごとではない。もしかしたら本当に明日の試験に出るのかもしれない。よし、それならこれをなんとか暗記してしまおう」

 

バッジはこう直感で思った。

もちろん、これが試験に出る保証などまったくないが、それでもこんな夢を2度も見るのは、もしかすると正夢かもしれないと考えたのだ。

 

バッジはさっそく、その本の暗記を始め、朝までかけて、彼はなんとかその部分を暗記してしまった。

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みごと合格

さて次の日、バッジは複雑な気持ちで試験に出かけた。

「まあいいや、どうせダメでもともとだ」

やがてバッジが案内された試験会場は、なんと夢で見た通りで、納屋のような建物だった。

「ああっ、これはたしか夢で見たぞ。あの納屋のような場所だ」

 

彼が驚いていると、やがて夢で見覚えのある試験管が現れて、なんと夢で見たのと同じ動作で試験問題を配り始めたではないか。

 

「これはまるで夢の通りだぞ。これはもしかすると」

まれで夢の通りなので、彼はやや興奮していた。

やがて彼の前に出された問題は、なんと夢で見た通りの問題だった。

 

バッジは感激して、思わず心の中で叫んだ。

「まるで夢と同じだ!これで助かった、あとは覚えたことを書き込むだけだ」

こうして彼は、非常によい成績でこの試験を通過することができた。

 

「やったぞ、これで奨学金がもらえるぞ」

彼はこの幸運を喜び、その後は熱心に研究に取り組んだ。

やがてバッジは、世界有数の古代文学の研究者となったのだ。

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まとめ

夢の中で試験の問題が何度も出てくるというのは、きっと運命というものなんでしょうね。
無理だとおもった学校に入学できたとか、ふつうなら絶対に無理だと思うような会社へ就職できたとか。
これは偶然ではなくて運命というものなんでしょうね。
今日も読んでくれてありがとうございました。

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