もりもりの神秘情報

世にも不思議なことをお教えしますね。

これは夢のお告げなのか!毎晩のように奇妙な夢を見る彼女に何が起きたのか?

f:id:naosikiko:20220120105940j:plain

もりもりです

古代兵士に金銀財宝。

奇妙な夢が幾番も続いた。

まるで彼女に何かを伝えがっているかのように。

次にお話しするのは、実に不思議な、古代のロマンに満ちたエピソードです。

(出典元:科学では解明できない奇妙な話より)

      スポンサーリンク

 

夜ごと現れる古代兵士

1892年、イギリス・シュロップ州にある貧しい家で、ベティ・フォックスは家族と

共に暮らしていた。

 

ある晩ベティは、古代の兵士の格好をした男たちが、やぶの中でなにかを掘り返している夢を見た。

「いったい彼らは、なにを繰り返しているのだろうか」

ベティはそれを見たいと思ったが、そこで夢から目が覚めてしまった。

「なんだ、夢だったのね。それにしても変な夢だったわ」

彼女はなんとも珍しい夢を見たと思った。

 

夢に出てきた古代の兵士の格好をした男たちは、いったい何者だったのか。

彼女には、どうも不思議でならなかった。

次の晩もベティはまた同じような夢を見た。

今度も、また夢の中に同様な兵士たちが現れ、そのやぶの中で土を掘り返していた。

 

「まただわ。彼らは土を掘り返して、なにを探しているのかしら」

彼女は今度こそ謎の正体を見たいものだと思い、夢の中で彼らの様子を見守っていた。

 

やがて彼らが立ち去ったので、ベティはあわててそのやぶのところへ駆け寄って見た。

「ああっ、すごい。これはお宝だわ」

彼女は驚いた、そこには一面に金貨や銀貨が散乱していたのだ。

 

なるほど、彼らはこれらの金銀の財宝を掘り返していたのだ。

しかもよく見れば、そこは彼女がよく知っている場所ではないか。

      スポンサーリンク

 

掘り出された金

やがて夢から覚めた彼女は、これはよい夢のお告げではないかと感じ、さっそく夢で見た出来事を家族に話した。

「ねぇ、聞いてよ。私は不思議な夢を見たのよ」

 

しかし残念ながら、彼女の夢の話を家族はまともに聞いてくれなかった。

「あははっ、おまえなにを寝ぼけたことを言っているのだ」

「そうよ、ベティ。夢で見たお宝なんて、あるはずがないわ」

 

彼女はまったくおかしな夢を見たものだと、家族に笑われてしまった。

 

さすがに家族に笑われて、ベティもやはり夢物語だったと思い直した。

 

ところがその数日後に、またしてもベティは同じ夢を見たのだ。

「どうも不思議だわ。これだけ同じ夢を見るなんて、やはりただごとではないわ」

彼女はこう確信した。

 

「家族に話しても無駄(むだ)だわ。こうなれば自分で確かめるしかない」

ベティは思った。

 

彼女はやぶを掘る用意をして、さっそく夢で見たやぶのある場所に向かった。

 

「ここだわ、たしかここから宝が出てきたはずよ」

やぶに着くと、ベティは鍬(くわ)を使って、夢で見た場所を掘り返してみた。

 

しばらく掘ると、ベティの鍬がカツンとなにかに当たった。

 

「あれっ、なにかしら?これはもしかして金貨?これはすごいわ」

そこからは夢で見たように、金貨や銀貨がざくざくと出てきたのだ。

 

「やったわ、本当に財宝を見つけたわ!」

彼女は喜んだ。

 

やはり彼女の見た夢は、本当に正夢だったのだ。

 

その後、彼女が掘り出した金貨を調べて見ると、それは古代ローマ時代のものだとわかった。

 

どうやら彼女の夢に出てきた古代の格好をした兵士とは、じつは古代ローマ人だったらしい。

 

やがて彼女の発見が次第に話題となり、ついに考古学者たちがこの調査に乗り出した。

 

そして本格的な発掘調査をした結果、意外な事実がわかったのだ。

 

ベティが発見したのは、なんと今から1500年以上も前にローマ人が築いた「古代都市ユーリコニューム」だったのだ。

 

こうして彼女の見た夢は、素晴らしい古代都市の大発見につながったのだ。

 

そもそもベティは、世間の女性と同様に、裕福で華やかな生活に憧(あこが)れており、いつか現実の貧しい暮らしから抜け出したいと思っていた。

 

こうしたベティの強い憧れが、いつしか彼女の願望を満たすために、不思議な夢を見させたのかもしれない。

 

そのおかげで彼女は、金貨や銀貨などの財宝を発見することができ、さらにそれが、やがて古代都市まで発見することになるとは、なんとも不思議でロマンあふれる物語ではないか。

      スポンサーリンク

 

まとめ

夢は目が覚めると忘れてしまうことが多いし、はっきりと覚えていることは少ないと思います。

しかし、偉人や世の中で成功する人は、夢の中の出来事も大切に記録するのでしょうね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

naosikiko.hatenablog.jp