もりもりの神秘情報

世にも不思議なことをお教えしますね。

突然、彼の脳裏に子どもが海に入っていく姿が浮かんだ!そして悲しい結末が!

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もりもりです。

突然、彼の脳裏に海の光景が広がった。

しかも、子どもが沖へと向かっている光景なのだ。

すごく、胸騒ぎが・・・。

悲しい結末が彼を待っていた!

(出典元:科学では解明できない奇妙な話より)

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脳裏に浮かぶ悪夢

1949(昭和24)年6月27日の午後4時ごろ、名古屋市で雑貨店を経営している岡田次郎さん(仮名)は、仕事で商品の仕入に出かけた帰り、名古屋駅前でバスを降りて歩いていた。

 

すると突然、岡田さんの目の前に海の光景が浮かんできた。

そしてよく見ると、その海の中に子どもがぐんぐん入っていくではないか。

「ああっ、子どもが海に入っていく!これは危ないぞ」

そこで、はっと岡田さんは我に返った。

 

気がつけば彼は、6月の日差しがまぶしい名古屋駅前の雑踏(ざっとう)に立ちつくしていたのだ。

 

「あれ、おかしいな。今見た光景はなんだったのだろうか?」

 

彼は不思議に思った。

 

たしかに一瞬の出来事ではあったが、彼の脳裏には今見た海の光景が強烈に残っていた。

 

しかも彼は、子どもが水中に入っていく危険な様子がどうも気になり、これはきっとなにかあると思ったのだ。

そこで彼は気がついた。

 

「そういえば娘が今朝、海水浴に出かけたぞ。もしかして、娘になにかあったのだろうか?」

彼は今朝のことを思い出した。

 

小学校6年生の娘が学校の行事で、今日から2泊3日の海水浴に出かけたのだ。

ちょうど娘が出かけるときに、彼の妻が娘に言った。

「出かける前に、仏様にお参りして行きなさい」

 

しかしすでに時間も少し遅れていたので、急がないと集合時刻に間に合わないだろう。

そこで岡田さんは娘に言った。

「そんなことはいいから、早く行け行け、遅れるぞ!」

 

岡田さんはこうして、娘を追い出すように送り出したのだ。

 

こうした今朝の出来事が、さっき脳裏に浮かんだ海の光景と関連しているように思われてきて、急に不安な気持ちになった。

 

「しまった、娘に仏様のお参りをさせるべきだった!」

彼は後悔の念に責められた。

「どうか海水浴に行った娘が、無事でありますように」

不安な気持ちに襲われながら、こうして娘の無事を祈った。

 

岡田さんは名古屋駅前の自分の雑貨店に着くと、念のために店員を家に使いに出し、様子を見てきてほしいと伝えた。

 

これで少し安心した岡田さんは、とりあえず店の仕事を始めた。

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不幸は現実となった

それからしばらくして、家に行った店員から連絡があった。

「岡田さん、どうも子どもさんが大変なようです!」

それは彼の予想どおりの不吉な知らせだった。

 

ところがそれは彼の長女ではなく、長男に関する知らせだった。

 

じつは岡田さんの9歳になる長男が川に泳ぎに出かけたまま帰ってこないというのだ。

 

「なんだって!まさか息子になにか事故が起きたのでは?」

胸騒ぎを感じた岡田さんは、さっそく家に急いで帰った。

 

家に帰ると、近所の人たちも、心配して探してくれたようで、彼の長男は矢田川(やたがわ)で見つかったらしいとのことだった。

 

その矢田川までは、家から1キロメートル程離れている。

 

そこで彼はさっそく自転車でかけつけてみた。

 

岡田さんが矢田川に着くと、警察の車や人だかりの中に、彼の長男の哀(あわ)れな姿が見えた。

 

岡田さんの長男は川で泳いでいて、溺(おぼ)れたようで、もはや息もなく非常に危険な状態だった。

 

すぐさま救命隊による人工呼吸がほどこされたが、残念ながら彼の息子は助からなかった。

 

彼は無残な息子の姿を見ながら、悲劇の運命を悟(さと)った。

「なんということだ。私が見た水中に入る子どもの姿とは、海へ行った娘の姿ではなく、川で泳いでいた息子に姿だったのか」

 

彼は子どもの溺れる危機を察知していた。

 

しかしながら、結局は子どもを助けることはできなかった。

 

こうして彼の長男は亡くなったが、海へ行った長女は何事もなく無事だった。

 

これは後でわかったことだが、調べてみると岡田さんが名古屋駅前で水中に入る子どもの光景を見た時刻と、長男の溺れる時刻が一致していたのだ。

 

これは一体どういうことだろうか?恐らく彼の見た光景とは、千里眼や遠隔透視といわれるものに違いないだろう。

 

つまり彼は、自分の子どもの溺れる危機を、ちょうど同時刻に察知していたと思われる。

 

こうした超能力は、肉親や友人など深いつながりを持った人々が、生死にかかわる緊急事態に際してよく起きることがあるといわれれている。

 

岡田さんの場合も、川で溺れている岡田さんの長男はが、テレパシーのような不思議な力で父親に危機を知らせ、それを父親が察知したのかもしれない。

 

まとめ

この世の中には、自分と離れた場所にいる肉親や友人たちに起きている不幸や悲劇を、不思議な超能力で察知する人がいます。

そしてこうした超能力の中でも、遠く離れた場所で起きている出来事をほぼ同時刻に察知できる超能力は、千里眼または遠隔透視と呼ばれています。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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