もりもりです。
コーラン。
天使ガブリエル*1が読んだ神の御言葉集がコーランなのです。
神の御言葉集コーランは全114章からなります。
23年間の間に受けた言葉(神の啓示)をまとめたもので、原本は「天に護持されている書板」というもので、神アッラー*2が天使ガブリエルを通じてムハンマドに読み聞かせたものです。
コーランには、人類が終末に至るプロセスが、詳細に綴られています。
いったいどんな内容なのでしょうか!
人類は、どんな終末を迎えるのでしょう。
〈出典元:世界を動かした予言〉
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最高の預言者ムハンマドとはどのような人物なのか?
ムハンマド(570年頃~632年)は、イスラム教の開祖ですが、イスラム国家をアラビア半島に打ち立てた政治家でもあるのです。
ムハンマドは「神の言葉」をもたらした「預言者」。
イスラム教において、「最後で最大の預言者」なのです。
なぜ最後で最大の預言者なのか?
神がムハンマドに「これで最後だという」完璧な啓示を残したからなのです。
ムハンマドの生涯
ムハンマド(570年頃~632年)は、現在サウジアラビアのメッカで生まれ、メッカの支配部族であるクライシュ族出身で、その名門ハーシム家の1人です。
すでに父はなく、母も6歳の時になくなり、孤児として、部族の人々に育てられます。
コーランには孤児をいじめることを戒める章句が多数ありますが、孤児として育ったムハンマドの生い立ちと関係があるようです。
青年になったムハンマドは、シリアやイエメンへの隊商に加わり、アミーン(正直者)というあだ名がつくような誠実な商人でした。
神アッラーの啓示を受けて伝道を始める。
610年頃、悩みを抱いてメッカ郊外の洞窟で瞑想にふけっていたムハンマドは、そこで天使ジブリールに出会い、唯一神アッラーの啓示を受けたのです。
その後も啓示は次々とムハンマドに下され、預言者として目覚め始めたムハンマドは、近親の者たちに自分に下った啓示を教え、イスラム教を解き始めたのですが、厳格な一神教を唱え、偶像を厳しく否定したため迫害を受け、622年にメジナに移り(ヒジュラ)、イスラム教団発展の基礎を確立したのです。
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人類破滅へのプロセス
コーランには、「彼らは例のときが突然やってくるのを待つばかりか、もうこうして恐ろしいときの前触れがそろそろ起こり始めておるぞ。本物が起こってしまってからでは遅かろう」と、終末が近づきつつあり、その前触れがあることを語っています。
そして人類は、「本当の終末」が近づいていることに気づいていないと警告までしているのです。
終末の前触れとは?
「ラッパが吹き鳴らされるとき、そのときこそ、災難の日」(外衣を縫う者の章)
「太陽が暗黒でぐるぐる巻きにされるとき、星々が落ちるとき、山々が飛び散るとき、海洋がふつふつと煮えたぎるとき、魂ことごとく組み合わされるとき、生き埋めの嬰児(えいじ)が、なんの罪あって殺された、と人々に訊かれるとき、天がめりめり剥ぎ取られるとき、地獄がかっかと焼かれるとき、 天国がぐっと近づくとき、そのときこそ、どの魂も己が所業の結果を知る」(つつに隠すの章)
これらの事が起こり始めたとき、終末はすぐそこにやってきているのだといっています。
最後の審判、終末のとき
最後の審判で結びつけられたコーランと旧約聖書。
コーランは終末のときを、事細かに描写して見せています。
われらがひとたび滅ぼしてしまった邑(村)には禁忌(呪い)がかかっている。
彼らは世界の終わりの日までに二度と戻ってこない。
この一節を読むと、まるで放射能汚染された村が、世界の終わりの日まで、誰一人住めなくなってしまう様子を描いているようです。
福島原発事故で、多くの無人の村ができてしまい、二度と自分の村に戻れなくなってしまった様子に酷似している内容だとは思いませんか。
さらにコーランは、その人類崩壊(じんるいほうかい)の過程を語ります。
ヤージューシーとマージューシは旧約聖書で終末のときに現れる凶暴な悪魔「ゴグ」と「マグ」だとされる。
その悪魔たちが、雪崩を打って攻めてくるというのです。
まさに、その日こそが終末の日なのです。
そして「破られることのない約束」とは最後の審判を指すといわれています。
その審判のとき、「目が眩(くら)むとき、月の光が消え、太陽と月がひとつに集められるとき、そのときになって人間は『どこか避難するところはないか』どこか避難するところはないかなどという。いや、とんでもない。避難するところなど全然ない」(復活の章)と、救われぬ人々の姿が描かれています。
コーランと旧約聖書の一致は何を意味しているのでしょう?
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まとめ
世界には多くの預言書がありますが、どれにも人類破滅の予言が残されています。
未来はどうなってしまうのでしょうか。
今日も読んでくれてありがとうございました。