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女ぐせの悪い男の浮気で婚約者が自殺!20年後に思わぬ結末が待っていた!

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もりもりです。

世の中には、大の女好きで、女をとっかえひっかえ、二股三股はあたり前のような男たちがいる。

女の敵、プレイボーイと言われるようなやつです。

しかし婚約者がいれば、話しは別。

決して浮気をしてはならない。

婚約者を泣かせてはいけない!

今から話すことは、結婚者がいながら、次々とほかの女に手を出して、婚約者を泣かせる男。

そんな男の結末です。

最後まで読んでくださいね。

(出典元:科学では解明できない奇妙な話より)

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女癖の悪い男

1893年、アメリカのテキサス州ハニーグローブにヘンリー・ジーグランドという若い男がいた。

彼にはアリス(仮名)という、かわいい恋人がいた。

「好きだよアリス、僕たちは結婚しよう」

「本当なの、ヘンリー。うれしいわ、私たち一緒になるのね」

 

まじめで純真な心の持ち主であるアリスは、ヘンリーの言葉を真剣に受け止めてとても幸せを感じていた。

 

こうしてふたりは婚約し、将来を誓い合っていた。

 

ところが、このヘンリーという男はどうも女癖が悪く、根っからの女好きで浮気症だったようだ。

「どうせ結婚するんだから、独身のうちにほかの女と遊んでおこうかな」

 

こうしてヘンリーは、婚約者のアリスがいるのにもかかわらず、彼女を裏切ってほかの女性たちと付き合いだしたのだ。

 

やがて彼は次々と浮気を繰り返すようになり、しだいにアリスのもとにこなくなった。

「どうしたのかしら、最近ヘンリーは私にところにあまりこなくなったわ」

 

アリスはヘンリーの異変に気付き、なんとなく不安になってきた。

「もしかしたら、彼は私のことが嫌いになったのかもしれない。ひょっとすると、ほかの女と浮気をしているのかもしれない」

 

さすがに女のカンはするどいもので、彼女はしだいにヘンリーの行動が気になりだした。

 

そのうちに彼の悪い噂も聞くようになった。

 

そこで彼女はヘンリーと会って、彼に直接聞いてみた。

「ねぇヘンリー、最近は仕事でも忙しいの。どうしてこのごろは、あまり会いにきてくれないの」

「ああっ、ちょっと最近は仕事が忙しくな」

彼はなんとか浮気をごまかそうと、しらばくれた態度に出た。

 

しかし彼の偽(いつわ)りの態度は、もはやアリスに見抜かれてしまっていた。

「うそでしょ、仕事なんかじゃないでしょ?」

 

アリスの言葉にヘンリーうろたえた。

そして彼は怒鳴(どなる)ように言った。

「何だよ、その目は。俺を疑っているのか、嫉妬(しっと)ぶかい女だな」

「私はあなたのことが心配なの、だって私たちは婚約しているのよ」

 

しかし元来が浮気性のヘンリーには、「一途(いちず)なアリスの純真さが重荷になってきていた。

 

アリスがヘンリーを愛せば愛すほど、ヘンリーの浮気の虫がうずき出すのだった。

 

やがてヘンリーの浮気の行動は目にあまるようになり、ついに彼女のもとにこなくなった。

 

婚約者のアリスの死

その後、彼はほかの女性と一緒になり、とうとうその女性と共に行方をくらましてしまったのだ。

 

そしてこの悪い知らせは、アリスのもとにも伝えられた。

「ひどいわヘンリー、あれほど私のことを愛してると言ったのに、婚約までしたのに。それなのに私をだまして捨てるなんて、ひど過ぎる」

 

ヘンリーが自分を裏切ってほかの女と逃げたと聞かされて、さすがのアリスも失望に打ちのめされた。

 

まじめで一途なアリスにとっては、あれほど愛したヘンリーにこれほど無残に裏切られたことが相当なショックであった。

 

それでもまだアリスはヘンリーを信じ、ひたすら彼の帰りを待った。

 

しかし残念ながら悲しいことに、こうした彼女のひたむきな気持ちなど、女癖の悪い浮気症のヘンリーには伝わることなどなかった。

 

アリスは悲しみに暮れて寝込んでしまい、やせて哀れな姿となってしまった。

 

「ああっ、ヘンリー。私はあなたをずっと信じていたのに」

 

やがて悲しみに包まれたアリスは、極限状況に追い込まれてしまい、ついに自殺してしまった。

 

それはなんとも悲惨で哀(あわ)れな彼女の最期だった。

 

さて、この知らせを受けたアリスの兄のビル(仮名)は、驚いて彼女のもとに向かった。

 

兄のビルは、これまでに妹のアリスから何度かヘンリーの女癖の悪さを聞かされてはいたが、まさかビルはこれほど深刻な事態だとは知らなかったのだ。

 

「ああっ、なんという姿だ。ごめんよアリス、妹のおまえがこんなに苦しんでいたとは知らなかった」

ビルは泣きくずれて、妹のアリスの遺体にすがりついた。そしてやせ細った見るもの無残な妹の姿を見て、ビルは次第に怒りがこみ上げてきた。

 

「くそう、ヘンリーの野郎。俺のかわいい妹をこんな目にあわせやがって!」

兄のビルはこのままでは、かわいい妹の死が浮かばれないと思った。

 

怒りに震えるビルは、目に涙を浮かべながら妹の復讐を誓った。

「ううむヘンリーめ、このまま生かしてはおけぬ。まかせておけアリス、お前の恨(うら)みは必ずこの兄が晴らしてやる!」

 

兄の復讐

その後ビルは何日もかけて、妹の婚約者だったヘンリーの行き先を探し続けた。

そしてようやく彼の住んでいる家を探し出したのだ。

 

さっそくビルは覚悟を決めて、ヘンリーの家へと向かった。

 

ビルはヘンリーの家につくと、大声で彼を呼び出した。

「おいっ、ヘンリー。ちょっと出てこい」

「なんだよ、いったい誰だよ」

 

玄関から出てきたヘンリーは驚いた。

 

なんと家の前には、婚約者だったアリスの兄のビルが立っているではないか。

しかもビルは恐ろしい顔つきで、銃を手に持っているのだ。

 

まだアリスの自殺など知らないヘンリーは、これは恐らくアリスの兄が妹と別れたことを知り、怒って文句を言いにきたのだと思った。

 

そこでヘンリーは、なんとか弁解しようと、あわててアリスの兄に言った。

「おいおいっ、誰かと思えばアリスの兄さんじゃないですか。ところでそんな物騒な物を持って、いったいどうしたんですか。またアリスが俺の悪口を言ったのかい。しかし兄さんよ、じつはもう彼女とは別れたのだよ」

 

「そんなことはもうわかっている。ところでヘンリーよ、妹のアリスはお前のせいで自殺したのだ。そのことをお前は知っているのか!」

 

「ええっ、なんだって、あのアリスが自殺したって?兄さんよ、冗談はやめてくれよ。まさかうそだろう、そんなはずはないだろう」

 

さすがのヘンリーも、元婚約者のアリスが自殺したと聞いて、本当に驚いて動揺を見せた。

 

ヘンリーの動揺を見ながら、さらにビルは怒りの形相(ぎょうそう)で言った。

「よく聞け、ヘンリー。アリスは本当にまじめで純真な妹だった。その妹をお前はもてあそんで捨てたのだ。妹はお前に裏切られながらも、それでも最後まで婚約者のお前のことを信じて待っていた。そして数日前に衰弱(すいじゃく)した体で、最後に自らの命を絶ったのだ。」

 

「なんてこった、そんなことは全然知らなかった。まさかあのアリスが、本当に自殺するなんて」

 

さすがのヘンリーもアリスが自殺したと聞いて、多少は反省したようだった。

しかしそれだけでは、ビルの気持ちは済まされるはずがない。

 

さらにビルは険(けわ)しい表情で言った。

「いいかヘンリー、このままでは妹のアリスが浮かばれない。そこでお前には死んで妹のつぐないをしてもらう。さあ覚悟しろ、妹があの世で待っている。お前にはもったいない妹だが、これが冥途(めいど)の土産(みやげ)だ。さあ、死んで妹のもとに行け」

 

ビルはこう言うと、銃をかまえて銃口をヘンリーに向けた。

 

「おいおい、ちょっと待ってくれよ。兄さんよ、勘弁(かんべん)してくれよ。俺はアリスが死んだなんて知らなかった。俺のせいじゃない、許してくれよ」

ヘンリーはこう言って、玄関から庭先の林に逃げようとした。

 

しかしビルは銃口を向けたまま、ヘンリーを逃がそうとしなかった。

「ヘンリー、妹の仇(かたき)だ。死ねっ!」

「うわーっ、助けてくれ!」

 

ビルはヘンリーの顔をめがけて、至近距離から銃弾を放った。

「ズダーン!」

 

一発の銃声がとどろき、次の瞬間、ヘンリーは頭から血を吹き出してその場に倒れた。

 

「やったぞアリス、これでお前の恨みを晴らしたぞ」

ビルはヘンリーの頭から流れる血を見ながら、その場に立ちつくしていた。

 

「これで終わりだ。ヘンリーよ、あの世ではアリスを幸せにしろよ」

ビルは死んだヘンリーの冥福を祈った。そして今度は自分の額に銃を向けて、次のように言った。

 

「ついに妹の恨みは晴らした。これでもう思い残すことはない」

 

ビルはアリスの笑顔を思い出し安らかな笑顔になり、やがて自分の額に向けた銃口を引いた。

 

「ズダーン!」

ビルはその場に倒れ込んだ。

 

彼は妹の復讐を終えると、今度は自らの命を絶ったのである。

 

裏切りの報い

こうして辺りは静けさにつつまれた。

もはやすべてが終わったと思われた。

 

ところがしばらくたってから、なんとひとりの男がゆっくりと起き上がったのだ。

 

額から流れる血をぬぐったその男は、あのヘンリーだった。

 

そんなバカな、彼はさっき頭を撃たれて血を流して倒れたはずではないか?

しかし、ヘンリーは生きていたのだ。

 

じつはヘンリーを狙った弾丸は彼の頭をかすめただけで、庭先の林の木の幹にめり込んでいたのだ。

「ふう、どうやら俺は助かったらしいな」

 

ヘンリーは額の傷口を触ってみた。

どうやらたいした傷ではなさそうである。

 

「ああよかった、弾丸は頭をかすっただけだ。どうやら俺の悪運もまだ尽きないようだな」

 

彼はこう言ってほくそ笑んだ。

 

こうしてヘンリーは、まんまと生き延びたのであった。

 

しかしながら、この事件以来、さすがに彼も反省したようで、女遊びを多少は控えるようにしたのだった。

 

それから月日が過ぎた、1913年のある日、すでに中年となったヘンリーは、家の庭先の林の立木を斧(おの)で倒していた。

 

彼が木を倒している場所は、あのビルに撃たれた因縁の場所であった。

 

しかしすでに、あれから20年の月日が経っており、すでにヘンリーの記憶も薄れていた。

「ふう疲れたな、あと一本倒したら終わりにしよう」

 

そしてヘンリーは次の木を倒しにかかった。

じつはその木は、偶然にもあのときに弾丸がめり込んだ木だったのだ。

 

そんなことなど覚えていない彼は、必死になって斧(おの)を打ち込み、その木を倒そうと躍起(やっき)になっていた。

 

しかしどうしたことか、いくら力を入れて斧(おの)を打ち込んでも幹が固いようで、時間ばかりかかってとても倒れそうにない。

 

もはや体力も限界だった。

「ああっ、くたびれたな。これはなんて硬い幹なんだ。ええい面倒だ、いっそのことダイナマイトで吹っ飛ばしてしまおう」

 

ここでヘンリーは作業をあせり、面倒だから爆薬を使って、この木を根こそぎ倒そうと考えたのであった。

さっそく彼は、木の幹に数本のダイナマイトを仕掛けて、導火線を引いた。

 

「さあ、これで木を吹っ飛ばして終わりだ。うまくいってくれよ」

 

ヘンリーは導火線に火をつけて、少し離れた場所でその行方を見守っていた。

やがてダイナマイトに点火した。

 

「ドカーン、ドドーン、バリバリ!」

木の幹は吹っ飛び、ついにその木は倒れた。

 

「うわーっ!」

しかし次の瞬間、ヘンリーはバッタリとその場に倒れていた。

 

よく見ると、ヘンリーの額には銃弾が命中していたのだ。

 

これはいったい、どうしたのだろうか。

誰がヘンリーに銃弾を撃ったのだろうか?

 

まったくもって謎だらけであった。

 

しかし後で警察が調べた結果を知って、あまりの偶然の出来事にみんなは愕然(がくぜん)とした。

 

じつはヘンリーの額に命中したのは、なんとダイナマイトを仕掛けた木の幹にあった、あのときの銃弾だったのだ。

 

つまりアリスの兄のビルが撃った銃弾が、20年の月日を経て、やっとヘンリーの額を直撃したのであった。

 

すべてはヘンリーの悪行が原因で起きた出来事だった。

婚約者のアリスを裏切った報(むくい)いは、やっと晴らされたのだ。

 

これでアリスの兄のビルも無駄死(むだじ)にではなくなったわけである。

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最後に

この話で感じたことは、因果応報はかならずあるということです。

良い行いをすれば良いことが起きます。

しかし、悪い行いをすれば、悪いことが自分自身に返ってくるのです。

今日も読んでくれてありがとうございました。