もりもりです。
ある事柄が起きる夢を見たり、何らかのイメージが頭に浮かび、それが将来実際に起こったってことが現実にある。
こうした不思議な力は、気づかないだけで誰にでもあるのかもしれませんね。
まだ起きていない未来を予知や予言をしたり、危機を回避したり、夢の暗示に従って、幸せを手に入れたり、こうした正夢や予知夢は、じつは多くの人が経験しているのではないか。
たんなる夢で終わらせなかった夫婦の、とってもハッピーな物語です。
(出典元:科学では解明できない奇妙な話より)
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億万長者への近道
次々とあふれ出すコインの山
これから話すのは、夢のお告で億万長者になった夫婦のお話です。
彼女は、アメリカのカリフォルニア州オークランドにあるカイザー記念医療センターで、看護助手として仕事をしていた。
看護助手は夜勤もあるハードな仕事で、毎日がくたくた。
そのような生活をおくっていた、ある晩、彼女はすごい夢を見たのだった。
あまりもの夢でおどろいて飛び起きたのです。
夢から覚めると、彼女は急いで夢の中の出来事を夫に話したのでした。
「ねえ、次から次へと、コインが滝のように流れてくる夢を見たのよ!」
彼女は、まだ興奮冷さめやらぬ様子。
そして、今見たばかりの生々しい夢の様子をすべて夫に語って聞かせたのだった。
ふつうの夫なら、彼女の言うことを信じず。
「なに寝ぼけているんだ。さっさと寝なさい!」
こう言い放つでしょう。
ところが、夫は、「それはもしかすると正夢かもしれないぞ!」
真面目に夢の話を聞いたのでした。
「それはスロットマシンのようだな」、
「それならスロットマシンで試してみたらどうか!」と、夫は真面目に提案した。
「でも本当にいいの、ただの夢かもしれないわ?」
「せっかくだから試してみよう」
意外にも、夫が積極的に勧(すす)めてくれたので、彼女は試してみよう思ったのだった。
そこで彼女は、医療センターの遅番の仕事を終えてから、夫と共に、カジノのあるネバダ州のリノまで車を飛ばした。
夢の暗示が現実となった
こうして2人は、午前2時になって、やっとクラブ・カルネというカジノに入ったのでした。
彼女はさっそく、目指すべきスロットマシンに向かった。
「あったわ、スロットマシンだわ」
そのスロットマシンとは、1回に3ドルを投入して、5つの数字が並ぶタイプのマシンだった。
彼女は、夢で見た場面を信じ、「どうか正夢でありますようにと神様に願いながら」スロットマシンに3ドルを投じたのです。
しかし現実は厳しいようで、夢と違い、バラバラな数字が並んだだけであった。
「よし、もう一度やってみよう」
そこで彼女はふたたび3ドルを入れて、スロットマシンを動かしたのである。
すると今度は、いきなり7の数字が出た。
すると、次も7の数字が・・・
「よし、これならいけるかも」
彼女は緊張しながら数字を見つめた。
するとさらに7が出た。
残りのふたつも7と続いたのである。
スロットマシンには「7、7、7、7、7」と、驚くべきことに、7の数字が5つもそろったのだった。
彼女は思わず興奮のあまり、大声を出して、「やったわ!7が5つ並んだわ!」
夫は「なんてこった、すごいぞ。本当に正夢だ」と叫んだ。
彼女は、たったの6ドルしか使っていなかったのだった。
7が5つ並んだことで、なんと100万ドルの大当たりだ。
彼女のスロットマシンからは、夢で見た場面のように、次から次へとまるで滝のようにコインがあふれ出した。
こうして彼女は、わずかの時間にスロットマシンで大当たりを出して、100万ドルも手にしたのだった。
※100万ドルとは、日本円に換算すると(1ドル=120円とすると)1憶2000万円もの大金になる。
夢のお告げに従っただけなのに、1憶2000万円もの大金を手に入れたのだから、じつにうらやましい話です。
こうして彼女は億万長者となり、いちやく時の人となった。
そんな話を聞いた男たちが、さっそく彼女に結婚を申し込んできたのでした。
しかし、彼女は結婚して夫や子どもが5人もいた。
さらに孫が18人もいたのです。
こうした話を聞くと、たとえ夢のお告げとはいえ、決して馬鹿にはできない。
このように夢の暗示から幸運をつかんだ例は、世の中でも意外と多いようです。
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最後に
夢のお告げといわれるように、夢で見たことが現実に起こったりすることはたしかにあるようです。
それは透視能力や予知能力と呼ばれているものなのかもしれません。
今日も読んでくれてありがとうございました。