もりもりです。
あなたは、デジャヴを体験したことがありますか?
たとえばです、初めて来た場所なのに、なぜか以前に来たことがあるように感じことです。
なぜこのような感覚が、起こるのでしょうか?
これは、予知能力や前世体験なのでしようか。
それとも、脳が錯覚を起こしているのか?
・デジャヴの意味は
・デジャヴはなぜ起こるの?
・予知能力や前世体験?
・デジャヴを脳生理学的に解明する
についてお話ししますね。
最後まで読んでくださいね。
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デジャヴの意味は
デジャヴ(日本語では既視感(きしかん))は、フランス語の「déjà-vu」に由来し、過去に経験・体験したことのない、初体験の事柄であるはずにも関わらず、かつて同じような事を体験したことがあるかのような感覚に包まれることです。
たとえば、初めて行った場所なのに、「なんととなく見覚えがある」とか、「前にも来たことがある」といった感覚を体験することです。
なお、「見たことがある」という視覚的なもの以外に、「いまの話、前にも聞いたよね」といった感覚も含まれます。
デジャヴってなぜ起こるの?
初めての場所、体験することなのに、前にも体験したような気がすることなのですが、
どうしてこのような感覚が起こるのでしよう。
それには、次のような仮説があります。
・単なる記憶の錯覚
・予知能力や前世体験の証拠
「単なる記憶の錯覚」説・・・
私たちの脳には、さまざまな断片的な記憶がたくわえられています。
それらの記憶の断片と似た体験をすると、デジャヴが生じるのです。
たとえば、以前見た山の風景があるとします。
それは、実際に見た山でも、テレビや雑誌の写真で見たものなどです。
そして、
たまたま、その山と似たような山を見たときに、前にも来た場所だと感じるのです。
その証拠に、旅行をたくさんしている人は「デジャヴ」を起こしやすいという報告もあるのです。
たしかに、多くの風景を見ているので、よく似た風景があってもおかしくないでしょうね。
「予知能力や前世体験」の証拠だとする説・・・
オカルト的になりますが、予知や、前世体験というものです。
とくにデジャヴは、前世が存在するという証拠でもあるのです。
生まれ変わるときに前世の記憶がなくなるといわれていますが、たまたま前世の記憶が、よみがえったというのです。
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デジャヴを脳生理学的に解明する
脳生理学的に解明を試みた例があります。
米スタンフォード大学のジョン・D・E・ガブリエル博士の説です。
ちょっとした脳のいたずらが、デジャヴを生じさせるというのです。
博士は記憶と密接な関係のある海馬と海馬傍回(かいばぼうかい)という脳の部分に着目したのです。
記憶は、一時、海馬にたくわえられてから、必要な記憶は長期的記憶として大脳皮質にたくわえられます。
なので、海馬を損傷してしまうと、新しい記憶を長期的に記憶することができなくなります。
よく知られている例では、ある患者が手術で海馬を取り除いてしまったせいで、新しい記憶を覚えていられず、すぐに忘れてしまうようになったとそうです。
このような状態になると、ほんの10分前のことでも思い出せなくなるのです。
このように、海馬は記憶と密接な関係があるんです。
海馬は、意識的に記憶を思い出すときにも働く。
たとえば、食事です。
「昨日の夕食、何食べたっけ?」というようなときに働くのです。
一方、海馬傍回(かいばぼうかい)は、「慣れているもの」と「慣れていないもの」を区別する役割をします。
見たものに対し、「これは前に見たもの」と「初めて見るもの」とに分けることができます。
海馬傍回(かいばぼうかい)は視覚のなかでも風景に対してよく反応するそうです。
ふつうは、海馬と海馬傍回がうまく連携して働きます。
海馬が過去の記憶をたぐりよせ、海馬傍回がそれをもとにして、「これは前にも見た風景」「これは初めて見る風景」というように分けるのです。
ところが、何かの理由で、海馬と海馬傍回の連携がうまくいかなくなると、海馬傍回が正常に働かなくなります。
その結果、初めて見る風景なのに「見慣れているもの」と勘違いし、デジャヴが起こるというのです。
なお、デジャヴとは逆に、いつも見慣れたものなのに初めて見た気がすることは、ジャメヴ(未視感)といいます。
こちらはデジャヴほど有名ではないが、やはり脳内でなんらかのメカニズムが働いて起きるものです。
まとめ
たしかに、デジャヴは脳のいたずらなのでしょう。
しかし、前世の記憶でもあると私は思いますね。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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